小さな学習塾「わたる」~子ども達の自立と向き合う~

ADHDやLD、自閉症スペクトラム、アスペルガー等、生来より何らかの学びづらさを持つ子ども達の学習・生活支援を行う小さな学び舎「わたる」。その塾を経営するきつねが日々のことをぽつぽつ呟くブログです。

絵本/児童書のブログ記事

絵本/児童書(ムラゴンブログ全体)
  • せんたくかあちゃん

    天気予報はもちろん可能な限りチェックしますが、その日の天気って空を見上げれば大体の予想はつきますよね。曇っていれば「雨降りそう」とか、青空がカーッと広がっていれば「今日は良い天気だ」…って、まぁその程度の予想なのですが。大体当たる。 で、今日は明らか曇っていました。空が灰色。でも、かすか~に空の上... 続きをみる

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  • もうちょっとだけ子どもでいよう

    今日は「絵本」ではないのですが、オススメの「児童書」について書こうと思います。 岩瀬成子さんの「もうちょっとだけ子どもでいよう」(理論社)は、不思議な魅力でぐいぐい引き寄せられる本です。出会ったのは私が中学生の頃ですが、何度読んでも胸がきゅっと締め付けられるのに「大好き」と思える本で、学生時代は随... 続きをみる

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  • おしいれのぼうけん

    絵本のレビューを書きたいと思った時、真っ先に浮かんだ作品です。この間、気まぐれに「せんたくかあちゃん」の感想を先に書いてしまったので、紹介第一号にはなりませんでしが…(笑)。 刊行はなんと1974年!今なお多くの人々に愛されてロングセラーとなっているせいか、全く古さを感じないというか、そんなにも前... 続きをみる

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  • いやいやえん

    福音館書店から、中川季枝子さん作・大村百合子さん絵の「いやいやえん」は、初版が1962年発行とのことで、前回紹介した「おしいれのぼうけん」よりさらに古い!連続でたまげてしまいました。 こちらの本も今なお144刷くらい?再版されているようですが、全く古さを感じない。不朽の名作ですね。この本、我が塾「... 続きをみる

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  • やまのかいしゃ

    久しぶりに絵本の紹介。 福音館書店から刊行されている「やまのかいしゃ」(スズキ コージ作・かたやま けん絵)は、恐らく大人の、しかも日本人を対象にした絵本なのではないかと感じます。 別に子どもや外国の方が読んでも面白いのかもしれませんが…、むしろ日本の、毎日あくせく働き、苦労が多くて、悩みも多くて... 続きをみる

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  • ひみつのきもちぎんこう

    久しぶりに児童書の紹介。 今回は、小学校低学年の課題図書にも指定されている、「ひみつのきもちぎんこう」(ふじもとみさと・作/田中六大・絵 金の星社 刊)について書きます。 ……もう、大好きです。大げさでなく、泣ける(笑)。 いや~…。恐らく、大方の人は泣かないと思うのですけど、歳を取ると涙もろくな... 続きをみる

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  • SNOOPYのもっと気楽に ①なるようになるさ

    久しぶりに本の紹介です。本と言いますか、おなじみスヌーピー(チャールズM.シュルツ)の、3~4コマ漫画です。「わたる」にも置いています。 スヌーピーと言えば子どもの頃はアニメもやっていて、時々見ていた記憶があります。大笑いする…というのとは違うのですが、何故だか引きつけられて楽しくて、よく見ていた... 続きをみる

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  • バムとケロシリーズ

    大好きな絵本の紹介です。当然のように「わたる」にも置いています(まだ誰も手に取ってくれていないけれど…笑)。 犬のバムさんとカエルのケロちゃんが、のんびり愉快な森の仲間と休日をまったりと過ごしたり、市場へ買い物に行ったり、時々アクティブに日曜大工したり、飛行機で冒険したり、凍った湖にはまって動けな... 続きをみる

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  • 霧のむこうのふしぎな町

    2004年に第一刷が刊行されたこの本(柏葉幸子/作 講談社 青い鳥文庫)は、「わたる文庫」を教室内に設けるにあたって買った本の一つです。この時点で私はまだこの本を読んでいませんでした。 でも、「この本は絶対面白いな!」というのは、もう本屋さんで見つけた時には分かっていました(笑)。 正確に言うと、... 続きをみる

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  • ボクはのら犬

    今日は久しぶりに児童書の紹介をします(最近サボり気味でしたので…本当はたくさん紹介したい本があるのですが!)。 岡野薫子さん作(実業之日本社のち講談社文庫 刊)『ボクはのら犬』―…すべての子ども達に、いや、子どもさんだけでなく、大人の方にも手にしていただきたい名著!※しかし残念ながら今は廃刊になっ... 続きをみる

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  • ころべばいいのに

    大好きな絵本の紹介! 「わたる文庫」で増える確率が間違いなく高いのは絵本!じわりじわりと増えております。4月には新しい本棚、買えるかな? 本日ご紹介するのは、ヨシタケシンスケさん作「ころべばいいのに」(ブロンズ社)。 これはですね。子どもさんをお迎えに来る時、少し待ち時間ができてしまう保護者の皆様... 続きをみる

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  • はははのはなし

    今日は久しぶりに絵本の紹介! 毎日命がけで働いて下さっている医療従事者様のためにも、自分や家族、友人知人の為にも、今はコロナに感染しないよう気をつけるのはもちろんのこと、「それ以外の」風邪などにもなるべくかからないよう、健康体を維持しなければなりません。 ……ただ、健康体であっても行きたくなる…と... 続きをみる

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  • 十五少年漂流記

    他県では緊急事態宣言が解除され、我が県でも来月からは分散登校ながら学校が再開されるのでは…という流れになってきています。…が、個人的には油断禁物!まだまだ第2波・3波に備えた警戒が必要ではないかと考えています。 しかし子ども達に普段の様子を聞くと、手洗い・うがいは徹底しているとのことですし、本来は... 続きをみる

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  • としょかんライオン

    本日は大好きな絵本を紹介します。一応このブログ、「教育」に分類されているはずですが、アクセス的には絵本について書いた回の時が多く閲覧していただけている気がするのは気のせいで気のせいでしょう(日本語)。 さて、「としょかんライオン」(ミシェル・ヌードセン作/ケビン・ホークス絵/福本友美子訳・岩崎書店... 続きをみる

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  • もりたろうさんのじどうしゃ

    初版は1969年。今から50年以上前に出版された絵本です。 「もりたろうさんのじどうしゃ」(文おおいし まこと/絵きただ たくし/ポプラ社)は、今なお語り継がれる、大ロングセラーの名作絵本。 絵本の裏表紙には「3才~7才向け」と書いてあります。対象年齢を記している絵本(児童書)って結構ありますよね... 続きをみる

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  • うちの弟、どうしたらいい?

    エリナー・クライマー作、小宮由訳で岩波書店から刊行されている児童書です。 児童書と言いつつ、私はこの本を大人になってから読みました。そして深く突き刺さりました。小学生の頃に読んで、果たして同じような気持ちになったかどうか。 タイトルからして、「弟を持つお姉ちゃんの話」というのはお察しですが、私には... 続きをみる

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  • ちいさいおうち

    岩波書店から刊行されている、バージニア・リー・バートン文/絵(石井桃子訳)の「ちいさいおうち」は、1965年に第一刷が発行されました。今から50年以上も前に誕生した絵本ですが、今なお多くの人に読み継がれている名著です。 小さな学習塾「わたる」にある「わたる文庫」には、塾長が子どもの頃に読んで感銘を... 続きをみる

  • ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

    小さな学習塾「わたる」では、毎月「わたる通信」というのを配っています。そこでは、教室からのお知らせをはじめ、オススメの問題集やアナログゲーム・文房具、興味深い教育心理学研究の紹介などをしています。 その「通信」で「わたる文庫」(=教室に置いている、塾長が好きな本を集めた本棚)のことを載せることもあ... 続きをみる

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  • しろいうさぎとくろいうさぎ

    さきほどはしょうもない呟き日記を投稿してしまいましたが、そんなほのぼのとした学習塾であるという宣伝でした(……)。 いつも教室内外に生息する、生きとし生ける物を大事にする塾長ごん。← ここのブログで紹介させてもらう絵本も、「動物もの」が多い気がします。動物ものの絵本、大好きです。もともと絵本を見る... 続きをみる

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  • 100万回生きたねこ

    久しぶりに絵本の紹介です。 最早紹介するまでもないほどの有名どころですが…「100万回生きたねこ」(佐野洋子 作・絵/講談社)は、今年の夏の時点で119刷発行、大ロングセラーの名作です。 ただ、私が子どもの頃から存在していたこの絵本、初めて読んだのは成人してからでした。絵本は昔から好きだったので、... 続きをみる

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  • ぼく にげちゃうよ

    ほるぷ出版「ぼくにげちゃうよ」(マーガレット・W・ブラウン文/クレメント・ハード絵/いわたみみ訳)も、前回こちらで紹介した「だんびり」同様、大好きだったけれど、いつの間にか忘れてしまっていた絵本のひとつです。 それがこの間、友人が娘さんのために読み聞かせたと話してくれたことで「わー!」と記憶が蘇り... 続きをみる

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  • ぼくはめいたんてい きえた犬の絵

    久々に児童書の紹介を。 「ぼくはめいたんてい きえた犬のえ」(マージョリー・W・シャーロット・文/マーク・シーモント・絵/光吉夏弥・訳/大日本図書)というシリーズ本の1冊目です。 これは全シリーズ集めて揃えたいな~と思っているくらい好きなのですが、果たして自分以外に読んでくれる子がいるかどうか!?... 続きをみる

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  • ふたりは ともだち

    久しぶりに本の紹介です。 「ふたりは ともだち」(アーノルド・ローベル作 三木卓訳/文化出版局)。 とても有名な作品で、私自身大好きなお話ですけれど、「わたる文庫」にはまだ置いていませんでした。この夏は会員様のリクエストなども募集しつつ、本の数を増やしたのですが、これはその中の1冊です。 この本の... 続きをみる

  • たいせつなきみ

    本日は絵本の紹介です。 『たいせつなきみ』(マックス・ルケード著/セルジオ・マルティネス絵/ホーバード豊子・訳/1998 いのちのことば社)というタイトルです。 こちらのブログでは、大抵、私が子どもの頃に読んでハマり、「今でも大好き!」という古い作品を紹介することが多いのですが、この作品は去年、そ... 続きをみる

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  • 海のアトリエ

    絵本の紹介です。 以前からいろいろな所で紹介されていて、読みたいなーと思っていた作品です。「海のアトリエ」(堀川理万子・作/偕成社)。 あれです、帯にある紹介文を読んだだけで自分が好きな作品だと分かる! あ、自分が、というだけで、実際、塾の子たちでこの作品を気に入るというか、突き刺さったー!となる... 続きをみる

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  • さむがりやのサンタ

    クリスマスに更新しようと思って書いておいた記事をあげそこねました…。気づけば11月など記事記録0件…oh…。 ブログをサボっている間に、前回書いたヤモさん(=野生のヤモリさん。当教室に暫し在住)と感動というか驚愕の再会を果たしたり、いろいろ書くことはあったのですが、そんなことが大昔のことのように、... 続きをみる

  • フレデリック

    久しぶりに絵本の紹介です。 と、その前に。当塾「わたる」は、教室の隅っこに小さな本棚をちまっと置いていまして、そこで特に力を入れて選出⇒置いているのが「絵本」です。 本棚にある本を1人で30冊借りたら、ごん塾長から「今のあなたに読んでもらいたい本1冊をプレゼント!」企画もやっています。 これまでに... 続きをみる

  • ながーい5ふん みじかい5ふん

    いつの間にやら10月も終わろうとしています。…と、書いたのが10月30日だったのですが、昨日更新できなかったので、今は11月。 つまりこちらのブログ、9・10月は一度も更新できずで…Oh…。 毎回、記事をあげたいと思いながらも、気づくと1週間経っているのですよね。 でも、子ども達も、「(1週間は)... 続きをみる