さむがりやのサンタ
クリスマスに更新しようと思って書いておいた記事をあげそこねました…。気づけば11月など記事記録0件…oh…。
ブログをサボっている間に、前回書いたヤモさん(=野生のヤモリさん。当教室に暫し在住)と感動というか驚愕の再会を果たしたり、いろいろ書くことはあったのですが、そんなことが大昔のことのように、すでに年末ですよ…。
「わたる」の授業も本日で最終日となりました。
来年は…来年こそはもう少し記事更新比率を上げる所存です(去年も言った)。
さて、久しぶりのブログ更新は絵本の紹介です。クリスマスと言ったらこれ!!…というような名作です。クリスマスに読みたい絵本って他にもたくさんありますけれども。
『さむがりやのサンタ』(レイモンド・ブリッグズ 作・絵/すがはら ひろくに 訳/福音館書店)。
「好きだわ~、このサンタさん、好きだわ~」となるお話ですね。
改めて読み返し、ついニヤニヤした笑みが浮かんでしまいました。前から面白いなとは思っていましたが、年を取ってから読むとさらに面白い!?あれ?これって子どものための絵本ではない?実は大人が読むのに良い絵本?などと思ったりも。
いやいやしかし、子ども達にも知ってほしいですね。サンタさんは万能スーパーマンではないのだ!ということを。サンタさんも大変なのだ!!サンタさんはちょっと特別な力を持っただけの、我々と同じ人間!!!ということを子ども達も知ったら良いと思う。感謝の気持ちって大切。みんな、プレゼントをリクエストするだけでなく、ちゃんとツリーの下にミルクとビスケットも置いているのか!?(このサンタさんはミルクよりお酒が良いようですが・笑)。
ちなみに、トナカイさんも大変。
さむがりというよりは、悪態つきのサンタってっ感じですけれど、さすがにそのタイトルはまずいということで、「さむがり」になったのでしょうかね。
何だかんだとついつい愚痴がこぼれるおじいちゃんサンタ。早く仕事終わらせて~よ~、美味しいご飯に美味しい酒飲んでゆっくりしてえよ~…という心の叫びがよくよく見えます。でもトナカイさんの世話もちゃんとやるし、声かけも優しい。何だかんだで、子ども達にちゃんとプレゼント届けてくれますし。最高。おじいちゃんサンタ。王室へのプレゼントだろうが、一般家庭へのプレゼントだろうが、全部同じテンションで配るところも好きです。
子ども達がサンタさんの苦労を知って、サンタさんありがとう!ってなってくれると良いなというほんわか物語。クリスマスは過ぎてしまいましたが、ぜひ手に取って読んで欲しい一冊です。
メリークリスマス!!(遅)