小さな学習塾「わたる」~子ども達の自立と向き合う~

ADHDやLD、自閉症スペクトラム、アスペルガー等、生来より何らかの学びづらさを持つ子ども達の学習・生活支援を行う小さな学び舎「わたる」。その塾を経営するきつねが日々のことをぽつぽつ呟くブログです。

開塾1周年

小さな学習塾「わたる」―上溝教育心理研究所―を立ち上げてから、今日で1年になりました。
…厳密に言えば、今はまだその日を迎えていませんが、当日書けない可能性があるので、前倒しでこの記事を書いています。良いのです、多少フライングでも1周年です。←?


前にもちらりと書いたかもしれませんが、1周年と言っても、開塾してすぐ入会した生徒さんはいないので、この記念日は塾長ごん以外にはあまり意味がありません。実際、塾長以外、誰も気にしていませんし(笑)。


でもそれが当然ですし、それで良いのです!


前々回のブログで、通塾を10回突破すると、これまでの学習記録表をお渡ししていることを書きましたが、やはり大事なのは生徒さんにとっての「そういう分岐点」です。わたるに通って10回になった、20回になった、そして1年通えた!…そういう風になって初めて、「よく頑張っているね!10回通って、こういうところが変化したね」、「ここはまだちょっと課題だね。これからも頑張ろう!」といった振り返りができますから。
そういう記念日を、これからも生徒さん達と喜びたいなぁと思っています。


とはいえ、たった1人が気にしているだけでも、記念日は記念日なので。
2周年目を目指すに当たって、新たな目標というかも書いておきたいと思います。


以前からわたるでは、「学び方を学ぶ」「学びの楽しさを知り、(学習に対する)モチベーションを上げる」といったことを掲げ、お伝えしていましたが、反面アピールが足りなかったなと思うのが、「学校の成績を上げる」・「テストの点数を上げる」ことでした。


小学生や、発達に特性のある生徒さんが多く通う塾なので、普段、学校の成績やテストの点数についてはあまり言及しませんが、中・高校生の会員さんの成績は、塾長ごんは「凄く」気にしています。ですから本当は、生徒さんが通う学校へは、「少なくとも試験1ヶ月前にはテスト範囲を教えてください」と訴えに行きたいくらいです(笑)。大抵2週間前とかですものね、発表されるの。
普段から授業に集中して、復習もできる学習習慣のある子なら、別段2週間前からの準備だって良いのでしょうけれど…。あと「一夜漬けが得意」なタイプのお子さんとか。


ですが人より少しペースが遅かったり、暗記が苦手だったり、そういう準備に時間がかかる子にはもう少し時間が欲しいなと思います。…とは言え、そんな文句を呟いたところで仕方ないですし(笑)、与えられた状況下でも、きちんと対策を練れば子ども達に点を取らせてあげることはできる!!…ということを、2周年目はもっと強く訴えていきたいと思っています。
…何とも、うちはそういう事をする塾じゃないと思っている方も多くて(会員さんすら)、「この間小テストがあってさ~」と事後報告する子もいたりして、例え「小」テストであろうとも、「やる前に教えてくれっ(焦)!」となることもちらほら(そもそも当人もテストがあると知らなかったというオチも多いですが・爆)。


まぁ自分に合った勉強の仕方が分かったり、それによってできる事が増えていけば、必然的に学校の成績も上がりますけどね。ただ、そういうのって時間がかかるものですし、なかなか独りでやりきるのは難しいもの。だからこそ、「学習塾」があるのだと思っています。これからも生徒さんと併走しながら、「お?勉強って意外と面白い?」、「自分で思っていたよりできる!?」という感覚を持ってもらえるよう邁進したいと思います。


というわけで、今後とも小さな学習塾「わたる」をよろしくお願い致します。とりとめのない呟きばかりのブログですが、これからも更新を絶やさないように頑張ります(開設当初と比べると明らかに更新頻度が…笑)。


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