小さな学習塾「わたる」~子ども達の自立と向き合う~

ADHDやLD、自閉症スペクトラム、アスペルガー等、生来より何らかの学びづらさを持つ子ども達の学習・生活支援を行う小さな学び舎「わたる」。その塾を経営するきつねが日々のことをぽつぽつ呟くブログです。

本棚を見ながら

ブログを!ブログを書かなければ!…と思っている間に、半月くらいスラ~ッと流れて行くことが当たり前となりつつある、今日この頃…。
このブログを見てくださっている皆様はお元気でお過ごしでしょうか。
暑くなったり、やっぱり寒くなってきた!?と思ったり、大変ですね(何よりコロナ禍が終わらない…)。


ところで最近は、子ども達の変化・成長に驚くことが多いです。いつの間にやら、「あれ、私より大きくなっている!てか、でかいな!?」となったり、「ん?声変わりした!?」と心の中で思ったり(直接は言わない)。入会当初は無口だった子が、今や「あれは仮の姿だったのか」というほど饒舌になっていたり。年を取るとこのような変身にはより感慨が深くなります。ごん塾長の背や声は、この先、縮んだりしゃがれることはあっても、あのような「ハッ」とする嬉しい変化にはなりようがないですし、おしゃべりに関しては、逆にごんさんの場合は、少し控えた方が…ってくらいですが、それを変えるのもなかなかに難しい(何でだ、変えなさいよと独りツッコミ)。


何はともあれ、良い変化というのは嬉しいものです。
で、「わたる」自体の良い変化といえば!
この夏の間に、本棚が2つ増えました。
まだまだ中身はスカスカですが、冊数もじき、200冊に届きます。


開塾した時は数十冊しか並んでいなかった本棚の本が、1周年を迎えた時には100冊を超えていたので、2周年目の6月には200冊になるといいな~と漠然と思っていました。残念ながらその目標は達成できずでしたが、ごん塾長のこだわりで、「自分が置きたい本」を少しずつ揃えているため、ペースはどうしても遅くなります(予算の問題もありますし・笑)。


ですが、自分の好きな本を並べた本棚というのは、それだけでわくわくします。
また、最近は読書の時間があまり取れないのですが、会員の保護者様から「この本が話題だそうですよ!」「この本良いですよ!」と勧めていただいて読んだりすると、「おぉっ、隠れた名作がここに!」となり、新たな感動を貰えたりもして、これまた嬉しい限りです。そういった推薦図書も棚に追加させてもらったりしています。
当初は「塾に本置いてもな~、誰も借りんかもな~…」などと思うこともありましたが、やはり置いて良かった!です。


1回につき1人2冊まで借りることができるこのわたる文庫、30冊借りたら、ごん塾長セレクトの本を1冊プレゼント!!という企画も、1人勝手に楽しんでいます。
30冊の中身は、例えば同じ本を30回借りてもOK。好きな本は何度でも何十回でも読む、これ道理!!
このプレゼント企画、これまでに4人の猛者が30冊以上を達成し、本をもらっていますけれど、もっと多くの会員さんにも、帰りは本棚を覗くという習慣をつけてもらいたいと考えています。まだまだ素通り組が多いですからね(その為には、本棚を「魅せる」工夫も必要だと思っているのですが、そこまで手が届いていない~!)。


世の中がコロナ禍となり、オンライン授業が増えたことで、そもそも本棚を覗いてもらうことができない会員様もいらっしゃって、そこがジレンマというか、どうにか出来ないかな?とも思っています。図書リストを作って、借りたいと思ってもらえた本は送る!?などと考えたりもしつつ…。しかしそうすると、リストにはある程度本のあらすじなども必要だろうし、それは大変過ぎる~(汗)と、挫折している根性なしのごん塾長です…。


でも本はいいぞ…みんな本を読もう!もちろん、漫画でも良い!!
「わたる」に来る生徒さん達が文字を愛し、文章を愛してくれる人になるといいな~と、いつも思っています。


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