またしてもお久しぶりブログです。
この間から「あれを書きたい」「これを書こう」と思っていたのですが、いざ書く段になると全てを忘れ去っているから不思議ですね…。だから都度、そう思った時にメモしておけとあれほど！！…と、己を叱咤するわけですが、時すでに遅しです。
あんなにいいアイディア（だと思っていたこと）を閃いたのに、忘れた…ということもあるあるです。年齢のせいなのか？いや、若い頃からこうだった（爆）。

この間、「すぐ忘れちゃう」「自分は覚えられない人だから仕方ない」という生徒さんと記憶についての話をしたのですが、厳密にはこれ、ちょっと違うんですよね。興味がないことだから「すぐ忘れちゃう」し、「覚えられない」んですよね。全部が全部、「記憶力が悪い！」ってことではない。みんなそうじゃないでしょうか。何でもかんでも、見たこと、聞いたことをすぐに覚えられたり、忘れずにずっと記憶にしまい続けることが出来たら、人類は愚かな歴史も繰り返さないし、勉強も出来まくりだし、その他の日常生活だって困らないこと多しですよ（例え話が極端に過ぎる）。
というか、エビングハウスさんによれば、人間は何かを新しく覚えたとしても、１時間後には半分くらい忘れちゃうし、１週間後には４分の３も忘れちゃうらしいです。忘れることがないと嫌な出来事もずっと覚えていないといけないから、そんなのつらすぎ！俺は忘れるぜ！！…という防衛なのかも？なんて思えば納得ですが（…でも嫌な思い出に限ってなかなか忘れないんだよなぁ～と思わないでもない。どうなっとるんじゃ…。）

冒頭の話に戻りますが、件の生徒さんに、「先週の給食メニュー」を聞いたら、実にスラスラ答えられました。いや～最近の学校給食はスゴイです。そりゃ～忘れられないわ、美味しそう過ぎて絶対覚えてるわ！…っていうのが、ほぼ毎日（笑）。
でも、ごん塾長だったら昨日の晩ご飯でさえ、一瞬なんだっけ？ってなるし…。一昨日とかだと絶対無理だ…。
ちゃんと日々「感動したこと」や「嬉しかったこと」は覚えていられている、そんなあなたが「すぐ忘れちゃう」というのはちょい違うんじゃないの？って話になったのでした。あなたが忘れちゃうのは「勉強」のことだけでしょという（そこが問題だ・笑）。

もちろん、人によって記憶できる器の大きさって違うと思うんです。テレビのクイズ番組とかで、「１回読んだだけで大抵のことは覚えられる」とかいうスゴイ人を見たことありますけど、たまにそういう脳を持った人もいるのでしょう。
それとは逆に、受け入れられる引き出しが小さいから、覚えたことを留め置くのが大変って人も、事実いると思います。
だからこそ、その人なりの覚え方とか留め置き方を知っていく必要があると思うんですけど。…そもそも興味がないことは覚える気はないとか言われるとちょっと…あれですが…（何だ）。
まぁでも、学生は学校生活がほとんど１日の全てみたいなものだから、そこで行われる「勉強」ができないと、「自分なんか」「どうせ…」となりがちになるのも分かる。ただ、ムダに自分を落とすのも「事実と違う」から、そこは訂正していきたいな～と思っています。だってさっきは「勉強」って書きましたけど、その勉強だっていろいろあって、その中身によっては、そんなに詳しく覚えられているじゃん、出来るじゃん！ってのも沢山ありますからね。みんないいもん持っているわけですよ。それなのに、一つだけを取り上げて「全部がダメ」にはなって欲しくないです。これってごくごく普通というか、当たり前の話なんですけど（みんないいもん持ってるっていう話ね）。しかしどうも「全部ダメ！」となる人が多い印象…。
とは言え、ごん塾長も学生時代は全否定でしたけども、自分のことは。
今は「自分大好き人間」と公言しております。←ヲイ何があったんだ

教室では子ども達と勉強だけじゃなく、いろいろな話をしていきたいな～と思っています（※試験前は除く・笑）。