アナログゲームで遊ぼう
4月も今日で終わりですね。本来なら「春の黄金週間」真っ最中ですが…。今は自粛、自粛で、暗い気持ちの方も多いのではないでしょうか。私もその例に漏れずですが、ささやかながら、ゴールデンウイークは教室をワックスがけでもして、気を紛らわそうと考えています。
ワックスがけといえば、昨年この塾を開室した当初は、うれしさのあまりほぼ毎日ワックスをまいて床磨きをし、結果フロア全体がズルズルと滑りやすくなって、キレイというよりキケンな教室を作り上げてしまったというイタイ過去がありますが…。コロナが終息するまで何とかこの大好きな教室を守り抜き、これからも、いつでもピカピカな教室を維持していこうと思っています。
ところで、前々からちょくちょく紹介はしていますが、「わたる」には、授業の合間に入れる休憩時間に、靴を脱いで横たわれる、ちょっとしたミニスペースがあります。
本当に小さなスペースですが、バスケットゴールがあったり、バランスボールがあったり、ビニール製のダンベル(笑)もあるので、ごろんと横になるだけでなく、軽い運動もできないことはないです。
で、塾長ごん、この休憩時間にはかなりのこだわりがありまして。
まぁ休み時間なので、生徒さんはそれぞれ好きに過ごしてもらって良いわけですが、このミニスペース内の戸棚にある「ゲームもの」には、一度は注目してもらいたい!と密かに思っています。
何てことはない、昔ながらのアナログゲームが詰め込まれているだけなのですが…。
トランプ、UNO、オセロ、将棋、パズルやカルタ、けん玉、などなど。パズルやけん玉は1人でやるものですが、割と複数(2人以上)でやるものも意図的に入れています。何故なら、ここでスタッフと一緒にちょっとやってみて、それで「楽しい!」となったら、ぜひ家でも家族を誘ってやってもらいたいと思っているからです。
「トランプやオセロやUNOなんて、もうひとしきりやって飽きているんじゃない?」と思うなかれ、聴いてみると、意外や「家ではあまりやらない」という声が多くて驚きます。まぁまぁ、今はスイッチやYouTubeなど、楽しいものがいっぱいありますしね…。
それに、数字に弱いお子さんだと、トランプなどはむしろ「きらい!」と拒否反応を見せるパターンも見受けられます。トランプの数字に馴染めなかったり(11以上は絵札ですしね)、ルールがなかなか覚えられなかったりして、もしかすると学校などで嫌な想いをしたことがあるのかな…?と思ったりもします。
単純に「やったことのないものには警戒を示す」パターンもありますけどね。
ただ、仮に算数が苦手な生徒さんでも楽しめるトランプゲームはいろいろありますし、逆に数字に親しむのにトランプは良いアイテムではないかと考えています。「ポーカー」はちょっと難しくても、「ババ抜き」でだって十二分に盛り上がれますし、「スピード」は、大抵のお子さんは燃えます。視野を広くして素早く複数枚の数字を見極め、作業することが求められるゲームなので(結構大変!)、慣れないうちは「キーッ!」となる生徒さんも少なくないですが、段々と慣れて「スピード」が増していくと、子ども達も快感を覚えて、より上手くなっていく。そしてそれがちょっとした自信に繋がったりします(ぼくにもできるゲームが増えたぞ!という風に)。
私自身、学習以外のシーンでも、そういう様子を目にできると嬉しいです。
電子ゲームもよいですが(塾長だって大好きだ!)、アナログゲームもまた良いぞよ…ということを、これからも伝えていきたいですね。それが思わぬ「勉強」に繋がっていったりしますし。オセロにしろ将棋にしろ、或いはあやとりやカルタでも。昔の遊びは本当にうまいことできているなぁと、子ども達と一緒に遊びながらいつも感心しています。
そして新たなボードゲームを発掘するべく、これからもそういった方面にも目を光らせていく所存です(笑)。
早く生徒さん逹が気兼ねなく教室へ通えるようになることを祈るばかりです。
追伸…さて、「わたる」では、5月から非会員様にも動画授業(双方向式オンライン)による体験授業のご案内を順次行っていきたいと考えています。詳細は決まり次第またHPでもお知らせさせて頂きますが、ご質問等ありましたら、下記サイトよりお問い合わせください。よろしくお願い致します。