４月なのにクーラーを我慢できない今日この頃…。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
またしても３月末に更新してから１か月が経ってしまいましたが、それでもまだ「去年よりはブログを多く更新する」と言い張ります。まだ年の前半だ…これから挽回すればいいのさ…と本気で思っています（毎月思っているのに、気づくと月末とか…）。

暑いと言えば、遂にこの時期が来てしまったという感じでして、教室にも徐々に様々な生き物さんが来室し始めました……きつッ！
これまでにもヤモリさん、カブトムシさん、トンボさん……このあたりはまだいい（のか…？）。ハチさん、クモさん、デカイ蚊とか…！！（蚊だけ呼び捨て）
来るのはいいけれど、自分で帰ってくれー。階段上がって戻れなくなるなら来ないでくれー。とは、例年の（心の）叫びです。
某店で買った虫取り網、大活躍しています。すくっては外に出している…ごん塾長、虫さん捕まえるの、とっても上手（自画自賛）。中には「そんな面倒なことしないで殺しちゃえばいいじゃん！」との意見も聞くのですが、自分に害が及ばない限りは殺さぬ！無駄な殺生はイカン！と、生徒達には話しています（「勉強集中できない！」とか言われたら…あれだけど…でも殺さなくてもいいだろうよ…）。

そういえばうちの教室には、何か１つのことに長く集中するのが苦手、やらなければならないことが目前にあっても、いろいろな物や音が気になって注意があちこちに逸れてしまう、という生徒さんが多く通ってきていますけれど、だからこそと言いましょうか、「教室の変化」に敏感な子が多いです。
少しレイアウトを変えただけで気づいてくれますし、新しいボードゲームなどは、仮に棚に入れておいても、目ざとく発見したりします。ですから、特にこちらから言わなくても、壁に貼った注意書きなどはいつの間にか読んで「知っている」となっていますし。
生徒さんからもらったスライム君（４体）なんて、１週間ごとに置き方を変えてほくそ笑んでいますが、「前にもこの形あったよ」と指摘されたりして。うっ…もう並び方のバリエーションが思い浮かばない、でもフォーメーション変えると必ず誰かが指摘してくれるのが地味に嬉しい、となったり（笑）。
最も感心しているのは、少しずつ足している「わたる文庫」の本、新しい本を買ってそっと本棚に紛れ込ませていると、ソッコーで「あ、新しい本だ！」と気づく生徒さんがいるのです。これにはホントにスゴイな～！と、嬉しい驚きを感じています。

でも…ですね、そんな生徒さん達なのですが、最近納得いかないことがありまして。
最近といいますか、この１か月ほどの間に思ったことなのですが。
ごん塾長、今月のはじめ、教室に入ってすぐのところに「ある小箱」を置いたのです。可愛いお猿さんのイラストがついている、綺麗な白い箱です。
その中身はですね、何と！
「小学校で習う漢字1026字のなりたちがぜんぶわかる！」がうたい文句の、「漢字なりたちブック《全７巻》セット」！
教室に入ったら真っ先に目に入る所に、それはあります。ちなみに、そのテーブルの上にはその箱以外何も置いていません。不自然なほどに、ぽつーんとそれだけが置いてある。ある意味、猛烈アピールです。

でもですね、「何だこれ？」とそれに目をやった人……２名。
フタまで開けて中を見た人…そのうちの１名。
この１か月間でですよ。……ウオオオイッ！！！…と、心の中で激しい突っ込みがそろそろ入ってきています。ツッコミしても許される、多分。

みんな絶対気づいてはいる…。現に、お迎えに来る保護者の方は大半気づかれて何らか言及したりしていますもん（笑）。しかし、「漢字」って文字を見た瞬間、恐らく子ども達は己の記憶からそれを抹消するか、或いは見えないように自身の目にフィルターをかけているのだと思われます。気づかないわけないもの。ねえ、本当は見えているんでしょ！？どうなの？せめて１秒は立ち止まろうじゃないかっ。面白そう～！ってなることは最早求めない、でも、いつもないところにある物に、何も言わないって何～～～。

これがゲームなら、「これ何？」って絶対言ってる（笑）。
「漢字」って世の中の子ども達に嫌われ過ぎじゃないですか？悲しい…面白いのに…。これをいかにイヤイヤではなく皆に浸透させていくか、それを突き詰めて考えたいと思います…インテリアとして買ったわけではないのだから…。
時々誤解されがちなので、「うちは勉強するための塾だよ…？」とは、折に触れ生徒達には伝えていますけれども（そして大抵「知ってるわ！」と返されるけれども）。

でもまぁゴールデンウイークは、「小学校３年生までは遊んでいい」と言ってあります（笑）。
皆様もゆったりとした連休をお過ごし下さい。