「~すべき」と「~したい」
なんともう10月も終わりです。本当に早いですね、あと2ヶ月で今年も終わりとは!?
気づけば時が経っている毎日ですが、今日はそれと関連して、最近「少し」ばかり気にしていることを書いてみようかと思います。
それは何かと申しますと、「わたる」用に立ち上げたフェイスブックを、「まったくもって更新していない」ということです。←大いに気にすべき事案
うーむ、明らかにまずい。もはや見るのも怖いほど放置してしまっています。たまたま何かの拍子であのページを見つけた方からは、「この塾、やってるんかな?」と思われること請け合い。しーん、しーんと、何の動きもないわけですからね(ホームページへのリンクは貼ってあるので、飛んで頂けると生存確認ができますけれど…笑)。
こういった、「やろうと思っていたのに、気づいたらそのまま時が過ぎていた」ということの何と多いことでしょう。
ご家庭でもこれに似たやりとりは多くあるのではないでしょうか。
身近な例だと、「宿題はいつやるつもりなのか?」「ここに散らかしたままの本やゲーム、脱ぎ散らかした服はいつ片付けるつもりなのか?」というような。
「いつになったら宿題するの! さっきやるって言ったでしょ!」
「そこの片付け、やるやる言って、全然やろうとしないじゃないの!!」
「うるさいなー! 今やろうと思っていたの! 今! まさに!!」
「あー、そういうこと言われたからやる気なくしたー! 今やるところだったのにー!」
…などというエピソードはありませんか?…そういえば先月、ある生徒さんに、テスト対策勉強は進んでいるか訊いたら、「気づいたら1週間経っていた」という答えが返ってきました。まさに!その感覚です、やらないってことではない。やろうとは確実に思っていた、そこに嘘はない。けれども、「気づいたら」「やらないまま」時が過ぎていた、という。あるある過ぎますよね?塾長ごんのフェイスブックもそんな感じです。←良いこととは決して言えない
やろうとは思っているのに、何故いつまでもやらない/やれないのか?
もともとこれを始めようと思ったのは、学習塾を経営する上で、「宣伝する媒体は多い方がいい」「HPのアクセス数を伸ばすためには、より多くのSNSと連動している方が検索に引っかかりやすい」等の話を聞いたからです。
なるほど、それはそうだと、すぐに納得しました。多くの方に広くその存在を知ってもらうためには、今の時代、SNSを多く活用するのは当然のこと!早速登録だ!と、ここまでは良かった。フェイスブックの利点を理解し、「必要なものだ」と「認識した」からこそ、「よし、やろう」と思ったわけです。
ただ、いざページを作ろうと思った時に、ホームページやブログでやっていない、フェイスブックならではの用途で…等々考えていたら、「うーん、特にないなぁ。必要なことはこの2つで事足りているし」となり、すっかりやる気を失ったのでした。
宣伝として必要=「~すべき」と理解したから、「やろう」と思ったはずなのに、そこに「ぜひやりたい!」「~な用途として使いたい!=(~したい!)」の気持ちが足りなかったばかりに、挫折したというわけです。
いやいや!「~すべき」なんだから挫折しちゃダメだろう!というもう一つの心の声が聞こえるは聞こえる。そして、それって何だかんだ理由をつけているけど、つまりは単なる怠慢では?という声も聞こえる。(……)
しかし改めて、これって多くの子ども逹が日常的に抱えている問題と似ているなぁと思ったのでした。
宿題…どれだけ自分の学力向上に役立つものなのか、とか。
片付け…どれだけ大切で意味のあることなのか、とか。
頭では分かっている、そんなこと。重々承知之助!
けれども、親&先生から言われたから、当然やるものとされているから、義務だから…。
そういった理由「だけ」だと、やはり「~したい!」の時よりどうしても腰が重くなってしまいます。
「~すべき」は、「べき」なのだから、やってしかるべき!!…今の社会はそうやって回っているのかもしれません。でも…。できれば「~したい!」の気持ちで、自ら楽しく動いて、それが自然と「~すべき」ことに繋がっていたら、それが最高ですよね。
率先して、楽しんで、宿題や片付けをしている子…あまり見たことないけれど(笑)。
そう、ですから塾長ごん、フェイスブックはともかく、宿題に関しては、みんなが「ぜひやりたい!めっちゃ楽しい!まったく苦痛じゃない!」というものを作りたいと日々思っているのですよね。…現実は如何とも厳しい状況ですが(⇒つらい~多すぎる~減らしてくれ~と各所で言われる・爆)。
宿題作成は「~したい!」という熱い情熱で満ち満ちているというのに!
最後は愚痴のようになってしまいましたが…(笑)。そうそう、それで冒頭のフェイスブック、やめません、年内中には更新します。「~したい!」の気持ちで…笑。