小さな学習塾「わたる」~子ども達の自立と向き合う~

ADHDやLD、自閉症スペクトラム、アスペルガー等、生来より何らかの学びづらさを持つ子ども達の学習・生活支援を行う小さな学び舎「わたる」。その塾を経営するきつねが日々のことをぽつぽつ呟くブログです。

虫取り網、購入。

まだまだ暑い日が続きますね。皆さんは体調など崩されていませんか。
「わたる」では昨日までお盆休みをいただいていました。塾長ごんの場合は、毎年母をお迎えするための法要でお坊さんを自宅にお招きしますが、今年はコロナの影響でいつもお経後にしていただく法話がなくなり(毎年とても良い話をしていただけるので残念だった…)、読経自体もマスクのままでと、例年とは明らかに違うお盆でした。「今年はお墓で(お経を)お願いします」というお宅も結構あったそうです。なるほど…。しかし灼熱の墓地でマスク読経…。お坊さん窒息しそうとか思った私は不謹慎でしょうか…修行しているから平気なのかなぁ…聴く方も倒れそうですが…。
塾長ごんは先日マスクをしながら歩いていただけで倒れそうになりました(体力0)。
しかしどんな社会情勢でもこうした慣習を崩さず、きちんと法要する日本人ってスゴイ。


話は唐突に変わりますが、日本の夏と言えば、虫取り!
夏休みの宿題に小学生男児が昆虫標本を作って学校へ持ってくるのが我らの時代では定番でした(今はもうないのかな?残酷とか言われそうだし…)。
塾長ごんも子どもの頃は虫取り網でもんしろ蝶などを追っていた記憶が少しだけありますが、基本的にセミの抜け殻でさえ怯えて飛び退る人間なので、昆虫採集そのものにのめりこんだことはありません。


ですから、大人になった今になって、まさか虫取り網を買うことになるとは思いもよりませんでした。
そうです、このお盆休みに虫取り網を購入したのです。


昨年、「わたる」を開室してから、冬を除けば様々な昆虫さんと出会ってきましたが、今年はまた一段とスゴイ!
教室の裏手に、ちょっとした林のような形態の公園と川があるからというのもあるでしょうが、コロナの影響で、換気のため頻繁に窓を開けるようになったことも大きいと思います。
とにかく来る。虫さんが。網戸していてもどこからか来る。しかもいろいろな個体が。


そうそう、虫ではないのですが、先だっては鳥さんが階段まで上ってきて、入口の自動ドアに体当たりしてきたものですから、ぎょっとしました。一体「わたる」はどんな磁力でこれら生物たちを惹きつけているのでしょうか?


…まぁ鳥さんは「鳥」ってすぐ判別できるのでまだいいです。
最も仰天したのは、カブトムシ(雌)がちょこんと机の下にいた時ですね…。ゴ〇さんかと思いました。自慢じゃありませんが、「わたる」を開室してからこっち、ゴ〇さんとは一度もお会いしたことがありません。当たり前です、毎日カンペキな掃除をしているのですから!という感じですが(単に2階だから出にくいのでしょう・笑)、それでもわざわざこの2階まで上ってこられる他の虫さんの何と多いことか。カブトムシやちょうちょならまだいいですが、ハチさんやクモさんなんかも結構来られるので、もうこれ、ビニール袋やほうき&ちりとりで「ガッ!と捕獲!!」…という、これまでのワザを使い続けるのも限界だと悟りました(むしろ今までよく虫取り網なしで…)。


で、この間早速、壁をトコトコ歩いているクモさんを発見したので、すぐさまその購入した虫取り網を使ってみました。
か、かんたん~!
あまりに簡単で感動しました(笑)。なるほど、巷の少年逹は、この捕獲した時の感触が快感だから、この猛暑でも嬉々として虫捕りに精を出すのか…と、ちょっと気持ちが分かりました。
まぁ塾長ごんは、捕まえても飼ったりはしませんよ…。すぐさま外の林なりどこなりへお帰りいただきます。←そりゃそうだ


でも今度あのツヤツヤのカブトムシが来たら…。欲しいって生徒さんにあげても良いかな。親御さんには迷惑か(笑)。やはりそっとお逃げいただきましょう。


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