ペットと呼ぶべからず
前回のブログに書いたヤモリさんのことをまた書きたいと思います。
段々図々しくなってきて、最早教室内に「住んでいる」状態。ドアを閉めていようがいまいが関係なく、扉向こうの流し部屋(手を洗ったりする所)の戸棚にいることもあれば、壁をヨジヨジお登りになっていることも…。
そのことにごん塾長が気づかず、近くでシャコシャコハミガキしている時に突然ぽっとりと腕の所に落ちてきたり。※「……マジで?」と呟いている間にササーッ(焦)と去って行った。
最も驚いたのは、ごん塾長の椅子の下で丸まって寝ていた時です。いや、寝ていたかは知りませんが、ぴくりとも動かず小さく小さくなっていたため、「ぎょっ!」として、はじめは死んでいるのかと思いました…。
ツンツンしてみたら、タッタカーッと走り出しましたけれど!
そう、これは…。もう好きでしょ!?ヤモさんはごん塾長のことが好き!どうなの!?…と、思わざるを得ない日々が続いていました。
ごん塾長も、物陰に水を入れた小皿をそっと置いてみたり(相思相愛か)。
そんなヤモさんでしたが、先だって9月30日、ごん塾長が換気で屋上(?)に通じるドアを開けていた際、その周辺を走っているのを見かけたのを最後に、姿を消しました。
それまでほぼ毎日姿を見かけていただけに、恐らくあのタイミングで外へ出て行かれたのでしょう。その場面を目撃していない為、何ともモヤるところはありますが、ほぼほぼ間違いないかと。
そうして別れは突然訪れたのでした。
生き物は情がうつると、もしその子に何かあった時に悲し過ぎて耐えられないので、ごん塾長、ペットは飼いたくないんです。「ペット」というか、もはや一緒に暮らし始めたら家族じゃないですか。その小さな(?)家族は、絶対人より先に逝ってしまう…それを考えたら悲しくて迎え入れられない…でも迎えたい…といつも思っています(迎えたいんかい)。
ヤモさんとは2週間くらいの付き合いでしたが、ちょうど良かったと思います…。外へ行ってくれて良かった(見てないけど)。
結局生徒たちにはほんの数人にしかこの話をしませんでした。そのため、この哀愁(?)を共感できる人がいない!今日のような雨の日は、大丈夫かな~なんて思ったりもしますが。
やはり学習塾たるもの、生き物の気配がない、無機物な空間に限ります!
これからも虫取り網を常備し、何者かが侵入したらすぐさま外へ!を心がけたいと思います。情が移らないように…。←←←
とりとめのない日記で失礼致しました。明日も頑張りましょう!!